8月31日(金)
15:55-16:40
デジタル時代にIT部門の価値を高める

15A

ガートナー
リサーチ ディレクター
片山 博之

概 要:

デジタル時代の到来で、IT部門が経営価値を示すには、新しい評価指標が必要になる。運用評価指標やプロジェクト評価指標は必要最小限の指標であり、より価値を高めたいIT部門は、経営者向けにIT部門の価値をよりアピールする指標を加えたい。
本セッションでは、IT部門がビジネス価値を高めるには何をすべきかを提言する。

スピーカープロフィール:

種々の企業のIT組織を通じて、またユーザー企業向けのアンケート調査やユーザー・コミュニティを通じて得た情報をベースにしながら、企業ユーザーに対し、ITのビジネス価値を把握する方法、ITコストを最適化する方法、IT組織の価値を経営者に認めてもらう方法に関するアドバイスを行っている。
1995年にデータクエスト ジャパン (現ガートナー ジャパン) に入社。サーバ市場/ベンダー戦略の調査・分析を担当後、1999年に企業ユーザーへのアンケート調査をベースにした新しいサービス、「Enterprise IT User Demand Study Japan」を立ち上げ、ITに関するユーザーの幅広いニーズを統計的に分析し、ベンダー向けにマーケティング戦略上のアドバイスを行う。ガートナー ジャパン入社以前は、日立製作所でコンピュータ・システムの営業とユーザー・サポートを経験。