7月25日(水)
データを使うユーザー・アクティビティを監視する ~情報流出への備え~

22C

ガートナー
リサーチ ディレクター
ブライアン・ローワンス

概 要:

過去数年間で、データ資産の窃取によって金銭的損害が増大し、企業には注意喚起が促されている。ユーザーは、業務遂行のためにデータにアクセスする必要があるが、すべてのデータにアクセスする必要はない。悪意のあるアクティビティを検知して情報流出を未然に阻止するには、データ中心の監査/保護ツールの適用が必要である。

スピーカープロフィール:

ガートナー リサーチの情報セキュリティ/プライバシー リサーチ組織の1つ「セキュア ビジネス イネーブルメント」グループでリサーチ ディレクターを務めている。専門は、構造化/非構造化データの暗号化、データ中心の監査と保護、暗号鍵管理、CASBとクラウドでのデータ・セキュリティ問題、電子署名、インフォノミクス、その他情報セキュリティ/リスクなど、データ・セキュリティに関する幅広い問題に及んでいる。
QinetiQ Ventures Groupのプロダクト・ディレクターとして、ビジネス・スタートアップの開発に携わった。また、スケーラブルなネットワーク・セキュリティ・ソリューションの開発も指揮し、その中では、量子鍵配送、鍵管理のほか、光ネットワーク環境全体を網羅する暗号化と認証機能を備えたネットワーク管理システムに取り組んだ。量子鍵配送の国際標準を作成する作業グループ (ETSI QKD_ISG) の副会長も歴任している。